2021年も明けて、もう1ヶ月が経ちましたね。
2月になりました。
今年もスローペースで更新していきます。
さてさて、1月~2月が一年で一番気温が寒くなる月だそうで、寒くなると、乾燥も進みますね。
そうなってくると、猛威を振るうのが、風邪菌とウイルス。
その上、今年もまだまだコロナの感染が広がっています。
静岡県は緊急事態宣言が発令されていませんが、県内でクラスターが多発しております。
市街地だけでなく、郊外でもクラスターが発生しており、ついにこんな田舎にもやって来たんだな…と身近に感じて、警戒感がさらに増しております。
感染対策として、手洗い・うがいはもちろん大事ですが、お茶屋としてお勧めしたいのが、「緑茶うがい」です。
なぜなら、緑茶にはインフルエンザを予防する効果を持つと言われている成分『カテキン』が含まれているからです。
『カテキン』には、
・抗菌作用
・抗ウイルス作用
という殺菌作用があり、インフルエンザに限らず、風邪などの予防にも効果があると言われています。
風邪をひいた後でも、喉の炎症を消毒する効果があると言われ、治りが早くなると言われています。
インフルエンザなどのウイルスは、喉の粘膜に付着してから約20分ほどで感染すると言われています。
こまめなうがいが効果を出しますが、外出先などではなかなか難しいですよね。
そこでお伝えしたいのが、「15分~20分おきに緑茶を一口飲む」という方法です。
のどに付着したウイルスは胃に流され、胃酸で死滅するそうです。
こまめに飲むことで、喉の潤いを保てて乾燥を防いでくれます。
また、寝る前などにうがいをするのも良い方法です。
茶を飲むことで喉にうるおいを与え、風邪の予防にも役立ちます。
緑茶うがいに適しているお茶ですが、ずばり「煎茶」と「深蒸し煎茶」です。
緑茶うがいで大切な成分は「カテキン」です。
その「カテキン」を多く含んでいるので「煎茶」と「深蒸し煎茶」なのです。
ペットボトルの緑茶より急須で入れた緑茶の方が「カテキン」を多く含んでいるので、できたら茶葉で急須で淹れたお茶を使用してくれたらうれしいです。
緑茶うがいに使用するお茶を作るポイントは
・一煎目か二煎目のお茶を使う
・なるべく熱いお湯を使う
です。
カテキンは、二煎目、三煎目と回数を重ねるごとにお茶に含まれている濃度が低くなります。その為、一煎目か二煎目のお茶を使用してください。
また、カテキンは高温のお湯に溶けやすい性質を持っています。
その為、熱いお湯で抽出することにより茶葉から多くのカテキンを抽出することができます。
作った後にお茶を冷やしても、お茶に含まれているカテキンの量は変わらないので、うがいをする時は、冷やしてからご使用ください。
※ポリフェノールの一種であるカテキンは、渋み・苦味の成分です。
多くのカテキンを抽出しようとして、長時間、急須でお茶を蒸らすと苦味・渋みが強く出てしまいますのでお気を付け下さい。
緑茶うがいの方法
①口をゆすぐ
1回目はブクブクうがい。
緑茶を口に含んだ状態で、口をゆすいで吐き出します。
②喉の奥でうがい
2回目は、ガラガラうがい。
緑茶を含んで上を向き、15秒間、喉の奥でガラガラして、吐き出します。
うがいをしている時に声を出すと、喉の奥まで洗浄することができます。
③もう一度、喉の奥でうがい
3回目も、もう一度ガラガラうがいをして終了です。
これでうがいの手順は終了です。
水でうがいをすることをお茶に変えただけなので、難しい手順はありません。
ぜひ、やってみてください。
私も緑茶うがいを続けています。
一緒に乗り切っていきましょう。